アメリカのほほん手帖

アメリカ東海岸在住16年、暮らしの諸々について綴ります

歩くことの大切さを痛感中

今年の6月、梅雨入り前の日本に一時帰国した。実家のある長崎、友人達に会うために訪れた福岡、そして、母や息子と旅行した京都、滞在期間の12日間、毎日毎日とにかくよく歩いた。普段歩き慣れていないせいか、一日の終わりにはかなり疲れを感じたが、それでも身体の調子はすこぶる良く、毎日元気だった。また、久しぶりに会う友人達の元気なこと!私と同世代、または一回り、二回り上の世代の友人、知人達が、皆生き生きとして若々しいのである。とにかく会う人、会う人、活動的で、日常的にいろいろなことをやっているという話をしてくれた。例えば、水泳、ヨガ、ハイキング、自転車、中には登山道を走るトレイルランをやっている強者も!もちろん、退職して悠々自適の人もいれば、仕事や家事や介護などがある人もいて、その合間を縫っての活動でもある。置かれた状況は様々だが、皆、日々楽しく身体を動かすことを怠っていないのだ。

翻って私は、ここアメリカの地方都市で、どこへ行くのにも車での生活を送っている。これではいけないと、できるだけ階段を使ったり、日常的にウォーキングをしたり、週に最低一度はジムにも通って運動をしている。以前、こちらの記事にも書いたが、身体を日常的に動かすことの大切さは、身に染みて理解し、ある程度実践しているつもりだった。 carolina-blue.hatenablog.com

 

しかしながら、アメリカへ戻ってきて思うところは、いくら気をつけて運動をしているとは言え、私の日常での活動量は、圧倒的に少ないのではないかということだ。やはり、車を使う生活というのが、まずはいけない。そして、便利な家電製品が増えてきて、家事に費やす労力も昔に比べたら、かなり減っている。食洗器、自動洗濯・乾燥機、床掃除はお掃除ロボット、また、ベッドなので、布団の上げ下ろしもない。それに加えて、仕事中は原則パソコンの前に座りっぱなし、通勤もハンドルの前に座っているだけ。少々運動しようと、きっと十分ではないのであろう。日本で会ってきた友人や知人の生活と私のアメリカでの生活との一番大きな違いは、何といっても日常的に歩いているか否かなのではないかと考える。運動としてのウォーキングではなく、普段、買物へ行く時、仕事へ行く時、遊びに行く時、日々、徒歩と公共交通機関を使う、その積み重ねが、活動量の違いとなっているのではないだろうか。もちろん他の要因もあるのだろうが、年齢を重ねてからのいきいき元気の素は、やはり身体を動かすこと、こまめに歩くことではないかと思うのである。

ということで、歩くことの大切さを痛感中の今日この頃である。車中心の生活はどうすることもできないので、とにかく、意識して、歩くこと(目標一日一万歩)、身体を動かすことを、日々積み重ねていこうと固く心の中で誓ったのである。