アメリカのほほん手帖

アメリカ東海岸在住16年、暮らしの諸々について綴ります

オーディオブックとオンライン・エクササイズ:どこでも読書&どこでもエクササイズで、コロナ騒ぎの日常を充実させる

私の住むアメリカ南東部の中都市でも、アメリカでのコロナウイルスの感染拡大の影響を受け、あれよあれよという間に、先週から学校は休校(とりあえず2週間、でも延長になる可能性大)、職場でも先週から自宅でのリモートワークが推奨されている。この辺りのモールやレストランも閉鎖となったところが多く、開いているのは食料品店や日用品店など限られた店ばかり。我が家でも食料や紙製品など、とりあえず必要な物は先々週くらいから少しずつ買える時に買って、今後状況が更に進み、外出禁止となった場合に備えストックをしている(3週間分くらい)。

先週の火曜から原則自宅で仕事をすることになったが、気分転換と運動不足解消に近所を散歩やジョギングしたり、近くの公園に行ったりしている。この散歩やジョギング、或いは、自宅で家事をやる時に大活躍しているのが、オーディオブックである。普段は、車での通勤時にオーディオブックのお世話になっているが、この数日はもっぱら、歩いたり走ったりしている時、或いは、料理をしている時など、一人で何かしながら、且つ、耳だけは空いている時の耳読書である。

私が使っているのは、Audiobook.jpで、アメリカからもアプリをダウンロードしてメンバー登録が可能、私は月額750円の”聴き放題プラン”を使っている。いろんな分野の本の選択肢も充実していて、これまで4か月ほど使っているが、新たな本も頻繁に追加され、全く飽きることなく、これまで偏りがちだった私の読書の幅を広げることができている。日本語だからか、すーっと耳から文章が頭に入ってきて(聞き飛ばしてしまうことも結構あるが)、読書スタイルとしては私には合っているようで、すでに14冊を聴破した。 audiobook.jp

また、時々地元の図書館から本を借りてきて読んでいるのだが、先週からやはり図書館も休館となってしまい、紙の本は借りることができない。でも図書館のオンラインサービスで、オーディオブックをダウンロードして借りることができるようになっているので、今は前から読みたかった本をオーディオブックで借りる順番待ちの状態である(人気の本のようで、ダウンロードできるのを待っている人が私の前に50人!)。本はユヴァル・ノア・ハラリの「サピエンス全史」。気長に待って英語でも耳読書しようと思う。

もう一つ、このコロナ騒ぎで外出もままならない日常で助かっているのが、私が普段通っているジムが提供するオンラインのエクササイズクラスである。今朝も夫と共に、TVに映したヨガクラスの映像を見ながら、ストレッチにいそしんだ。例えオンライン上でも、インストラクターの指示出しの声を聞き、姿を見ながら身体を動かす方が、自分一人でヨガのポーズをやってみるよりも、ちゃんとエクササイズをやれているように感じる。将来的には、ジムに通わなくても自宅でもできる、この様なエクササイズ・スタイルが、もっと普通の光景になるのかもしれない。

この非日常的な日常がいつまで続くことになるのかは分からないが、家や近所にいる時間を少しでも充実させるべく、また、ストレスを溜めないように、オーディオブックとオンライン・エクササイズが私の強力な助っ人となってくれることは、間違いなさそうである。