アメリカのほほん手帖

アメリカ東海岸在住16年、暮らしの諸々について綴ります

冬に欠かせない飲み物:ホット麦茶

コーヒーを飲むのが大好きである。気がつけばマグカップに毎日2-3杯は飲むようになっていた。量の多少はあったけれど、20代の頃から毎日コーヒーを飲んできたので、いつの間にかそれが当たり前になっていた。しかし、数年前から、夜余り良く眠れていない日が多いことに気がついた。なかなか寝付けなかったり、夜中に目が覚めたり、朝起きてもすっきりしない日が増えてきていた。年齢のせいか、運動不足かと、これはもう仕方がないことかもと思いつつも、やはり良い睡眠が取れないのは問題だ。

しかし、年齢はどうしようもないが、運動をある程度やってみても、やはりどうも良く眠れていないよう。そこで、いろいろ自分なりに調べてみて、カフェインの摂り過ぎでは?と考えるようになった。

例えばこちらの記事:

style.nikkei.com

コーヒーだけではなく、緑茶も1杯は毎日夕食後に飲んでいた。上記記事にある欧州食品安全機関の提示するカフェインの安全摂取基準量は、超えている。

ということで、カフェインの摂取を抑えてみることにした。まずは、カフェイン入りコーヒーは普通サイズのカップに1日1杯のみとし、後は、ノンカフェインのコーヒーにする。コーヒーは好きだからやめられないのである。そして、緑茶も飲むのをやめ、カフェインの入らない、いろんなお茶を試した。様々なハーブティー、ルイボスティー、そして、ごぼう茶、黒豆茶、とうもろこし茶などの健康茶も試したし、最近でもノンカフェインの紅茶や体にいいと聞いて小豆茶も試した。

そして、いろいろ試して最後に行きついたのが、ホット麦茶であった。今でも何かおいしそうなノンカフェインのお茶を見つけると試したりするのだが、結局戻ってくるのは、ホット麦茶である。素朴な麦茶の風味と味がやはりおいしいと思う。

1リットルサイズのポットに麦茶のパックと熱いお湯を入れて、それを常備する。元々冷たい飲み物は苦手なので、私には年中ホット麦茶である。アメリカの地方都市に住んでいるが、普通の麦茶であれば、手に入れるのは難しくない。

また、麦茶の効能については、ミネラル分が補給できるというイメージがあった程度だが、他にも体に良い成分が含まれているらしい。例えば、こちらのサイト:http://www.mugicya.or.jp/effect/index.html

血液をサラサラにしてくれたり、抗酸化作用もあるとのこと。

さて、元の話に戻って、睡眠の方だが、確かにカフェインをかなり減らした生活を送るようになってから、寝つきが良くなり、比較的熟睡できるようになったように思う。途中で目が覚めることは今でも時々ある。また、運動を良くした日には朝まで熟睡ということがあるので、きっと他の要素も絡んでいるのだとは思うが、アラフィフ辺りの私の場合は、睡眠の質にはやはりカフェインという要素も大きいのではないかと思える。

寒い冬の日は、カップに注いだホット麦茶。香ばしい香りの熱々の麦茶で、心も身体もぽかぽかに温まるのだ。