身体に優しいお茶：トウモロコシひげ茶
もうかれこれ１０年以上前の話。日本の食材を割とたくさん置いているとある韓国系のお店に買い物に行った時のこと。アレルギーか何かでだったと思うが、私がちょっと咳き込んでしまうのを見た店主の韓国人女性が、紙コップに入れたお茶を持ってきてくれて、喉に良いからこれを飲むようにとのこと。松の実が二粒入れてあるそのお茶は、飲むと、わずかに香ばしく優しい風味で、飲みやすい。何のお茶か店主に尋ねると、”Corn Tea"(トウモロコシ茶）との返事。そこで早速、そのトウモロコシ茶（実際にはCorn Silk Teaでトウモロコシひげ茶）のティーバッグを購入。時々緑茶代わりに飲むようになった。
丁度１年程前に書いたこちらの記事で、カフェイン摂取量を減らすべく、コーヒーの代わりに熱い麦茶を愛飲している話を書いた：
最近麦茶が切れて、代わりに家にあったトウモロコシひげ茶を久しぶりに飲むようになった。優しい味なので、少し物足りなく思う時もあったりしたのだが、体調がすぐれない時などには、丁度良い。ついでにトウモロコシひげ茶の効用についても少し調べてみた：
rassic.jp
上の記事によると、とうもろこしのひげは古くから漢方の生薬として利用され、カリウム、植物繊維、鉄分、ビタミンK等の栄養素が含まれているそうである。ひげの見た目が絹の様であることから、英語名はCorn Silk なのだそうである（なるほど）。韓国では、トウモロコシひげ茶は一般的な飲み物のようで、近所の韓国レストランに行くと、水かコーン茶かどちらか好きな方をまずは選ぶようになっている（もちろん無料）。韓国系の食材店では、様々な種類のトウモロコシひげ茶が売られている。
そんなこんなで、麦茶の補充ができていない我が家である。ホット麦茶も良いけれど、今しばらくは、暖かいトウモロコシヒゲ茶を丁寧に入れて、ついでに松の実を加えて、ティータイムを楽しむようにしよう。
