アメリカのほほん手帖

アメリカ東海岸在住16年、暮らしの諸々について綴ります

フランス語

老後はいろんなところを旅したい。できれば、アメリカの国立公園巡りをしたり、ハワイの島でのんびりしたり、はたまた、ヨーロッパの国々をゆっくり時間をかけて回ったりなど、そう、夢見るのは自由。私の空想は翼を広げて、頭の上をパタパタと駆け巡る。

そして、これだけは実現させたいと願うのは、フランスへ行って、数か月滞在すること。”思考は現実化する”とか、”引寄せの法則”など、いろいろ巷で言われていたりするけれど、確かにそういうことってあるのかもしれないと思うことがある。

私の場合は、特定の”場所”に引き寄せられていくような現象が過去に起こって、そう思うようになった。潜在的に魅力を感じていた、例えば、京都、ホノルル、ニューヨークに自分の意志とは関係なく住む機会に恵まれた。後から考えると、それらの場所との出会いは必然だったような気がする(その出会いがあり、今の私が存在しているから)。

そして、今の私が夢想するのは、フランスでの短期間の暮らし。しかも年齢を経てからの滞在。何故フランス?それは自分でもわからない。ただ一度旅行で訪れているだけ。その時に感じた不思議なつながり?もう一度戻る必要がある場所、のような気がする(只の気のせい?)。

と前置きが長くなってしまったけれど、フランスがキーワードとなり、昨年より50の手習いでフランス語の勉強をスタート。Rosetta Stoneのオンラインプログラムにサインアップし、ほんの時々だけれど学習をしている。また、Duolingoという携帯用の無料のアプリもダウンロードし、こちらもゲーム感覚でフランス語に触れている。テクノロジーの進歩のお陰で、語学の学習も昔に比べると本当に選択肢が増えた。学校へ行かなくてもコンピューターや携帯があれば、少しの空き時間にでも練習できる。

今年の新年の抱負の一つがこのフランス語学習。のんびりのほほんペースでもいい、少しずつ、少しずつ、上達して、そう、老後はフランスでしばし間暮らすのだ。