アメリカのほほん手帖

アメリカ東海岸在住16年、暮らしの諸々について綴ります

呼吸で体と心を整える

先週の土曜日、ホットヨガのクラスに参加した。私が通うジムでは、土曜日にある様々なエクササイズのクラスは、週替わりで違うインストラクターが教えるようになっている。先週のインストラクターは、呼吸に重きを置く人で、参加者が常に呼吸に気を配るように指示を出す人だ。彼女曰く、ヨガを行う時に正しく呼吸することで ”cardiorespiratory system”(心肺機能)を整えることができ、呼吸に注意を向けることは非常に大切であると。

インストラクターにもよるが、確かに呼吸の指示出しをする人は多い。私もできるだけ動きに合わせて呼吸をするように心がけてはいるのであるが、しかし、ポーズに気を取られている内に、気がつけば息を止めてしまっていたりすることもある。もう何年もヨガをやっているが、身体も硬いし筋力も余りないので、そう簡単には体は動いてくれないから、呼吸から気がそれるのもある程度仕方ないだろう(と、言い訳をつぶやいてみる)。

ヨガの呼吸について調べてみた:

chopra.com

 上の記事では、ヨガの呼吸法を正しく行うことで、うつ、不安、PTSD、COPD(慢性閉塞性肺疾患), 喘息の治療に良い効果が得られると述べている。記事の中で紹介されている4つの呼吸法。その内一つでも日常に摂り入れ、1日2回、3~5分間の呼吸法を実践すると、それが、長期的に健康に与える影響は決して小さくないそうである。

私が先週のヨガの時間に習った呼吸法は、"Alternate Nostril Breathing"と呼ばれていて、右鼻腔を右手の親指で押さえて閉じて、左の鼻腔で息を吸い、吸い切ったところで、今度は逆に左を右手薬指で閉じて、右で息を吐き出した後、今度はそのまま右で吸い、続いて右を親指で閉じて、左から吐き出す。そして、最初からの動作を繰り返す。これを3~5分間繰り返す。努力せずともこの方法で呼吸ができるようになると良いらしい(上の記事参照)。

 

また、下記の記事も目に留まった。正しい呼吸法が心身の健康に与える影響は思ったよりも大きいようだ.:gooday.nikkei.co.jp

普段は意識せずに行っている呼吸。ヨガの時だけではなく、普段の生活の中でももう少し呼吸に注意を向けて、呼吸法を活用していこうと思う。