アメリカのほほん手帖

アメリカ東海岸在住16年、暮らしの諸々について綴ります

瞑想を体験してみる:体も脳もパワーアップ?!

瞑想(メディテーション)が心や脳の働きにポジティブに作用するというのを、私自身どこかで意識していたというのがあったせいか、数年前、メディテーションのオンライン3週間プログラム(無料)を偶然見かけ、即座にサインアップした。このプログラム、実際のメディテーションは10分間程、事前の解説を入れてもせいぜい20分位なのだが、3週間毎日続けるのはなかなか至難の技であった。それでも、癒し系のBGMやナビゲーターのオプラ・ウィンフリーやディーパック・チョプラの言葉を聞いて、目を閉じているだけでも何だか心が落ち着くような気がして、その後も不定期(大体半年に一度ぐらい)に開催される同プログラムの案内を受取る度に参加してきた。 

 今回また新たなプログラムが来週の月曜日(3.19.2018)から始まるというので、再びサインアップしたところである(こちらのサイト):

https://chopracentermeditation.com/

今回はプログラムが始まるにあたり、もう少し瞑想の効果について調べてみようと思い、いろいろ検索してみた。例えば、こちら:

forbesjapan.com

上記記事では、米精神医学誌「Translational Psychiatry」に発表された研究報告を紹介し、瞑想が遺伝子の発現の仕方に影響を与え、免疫力を高めたり、また、慢性疾患罹患への抑制に関わるとされるテロメラーゼという酵素の活性を高めたりすることが認められたとしている。また、認知症やうつに関連するとされる2種類のアミロイドβタンパク質の比率に改善がみられたとある。そして、最後は下記の内容で締めくくっている:

「研究結果からは、瞑想が私たちにもたらすプラスの効果が精神的なものだけではないことが分かる。瞑想は私たちの体の機能にも測定可能な変化をもたらす」と、ハーバード大学とマサチューセッツ総合病院の両方に所属するルドルフ・タンジは声明で述べた。

 

また、NHKの「ガッテン」でも2016年9月の番組で瞑想パワーについて紹介されていた:

www9.nhk.or.jp 

瞑想で脳の中の記憶中枢である海馬などが活性化するとあり、毎日3分間のマインドフルネスの実践方法が紹介されている。

 

最期に、あの養命酒の会社のウェブサイトに下記の記事があり、瞑想についての面白い”雑学”と共にいくつかの瞑想アプリが紹介されている:

www.yomeishu.co.jp

ここで紹介されているようなアプリを携帯にダウンロードすると、いつでもどこでも気軽に瞑想ができて、大変便利なようである。

 

瞑想が良いということは漠然と理解していたつもりであるが、いろいろ調べてみると、頭だけではなく、身体の健康に与える影響も決して少なくないようである。そして、その効果を得るにはやはり短時間でも継続して毎日続けていくことが大事なようだ。継続するのはなかなか難しいが、私も今回のプログラム参加を契機に、できるだけ瞑想を日課にしていきたいと思うのである。