アメリカのほほん手帖

アメリカ東海岸在住16年、暮らしの諸々について綴ります

日本の温泉:この世の極楽@湯布院

私が住むここアメリカの南東部、北からの寒波の影響で昨日は大雪、勤務先も昨日の午前から今日の午前中いっぱいまで休業となり、午後も自宅勤務で、家に缶詰め状態だ。今年はとりわけ寒い冬のようである。そして、こんな時に恋しくなるのが、日本の温泉。遠く離れて恋しく思う日本。日本食はアメリカでも何とか手に入れられる、しかし、温泉には手が届かない。。。アメリカにも温泉があるにはあるが、本家本元の日本の温泉とは全然違うのだ。

昨年の2月、母と二人で大分県にある湯布院温泉へ出かけた。今は海外からでもJRや宿のオンライン手配ができるので便利である。事前にいろいろ調べて、女性二人でのんびりできそうで、お料理もおいしそうなこちらの宿を予約した:  

www.yufuin-tanokura.com

由布院駅からもぶらぶら歩いていける程の距離だし(無料送迎も有で、私達は帰りは荷物を駅まで運んでもらった)、金鱗湖など、周囲を散策するにも便利な場所だ。
温泉も食事も心ゆくまで堪能することができた(下の写真は宿への入口と中庭)。

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また、使えるアイデアとしていいなと思ったのが、お部屋のドアを入った所に置いてあった、アロマポット。香ばしい何とも良い香りがして、聞いてみたら、ほうじ茶を香炉で温めているのだそうだ。ほうじ茶アロマセラピー、これなら、アメリカの我が家でも真似できそうである。(実は、この文章を書くまで、すっかり忘れていたほうじ茶アロマ、近日中に実現させなくては。)

話がやや逸れてしまったが、寒い冬の日に異国で思い出す日本の温泉のイメージは、熱いお湯にのんびり浸かって疲れを癒す場所。身体も心もゆるめて、頭のてっぺんから手足の先まで寛げることのできる場所だと思う。とにかく日本の温泉は、海外に住む私にとっては、憧れの場所、この世の極楽なのである。